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相続税の節税対策になるかもしれません

2015年07月26日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

事務所のある光市では、昨日花火大会がありました。
3,300発の花火が打ち上がり、夏の夜空に大輪の花を咲かせてくれました。

 

さて、今年ももうすぐ8月ですが、今年亡くなられた方の相続人宛に、税務署から相続税の申告書が送られてくる時期です。
もちろん、亡くなられた方全員に送られるものではなくて、税務署が「相続税がかかるかもしれない」と思っている方だけに順次送付されるものです。
ですから、厳密に言えば、税務署から申告書が送られてきても、相続財産の価額が『基礎控除額』(3,000万円+600万円×法定相続人の数)以下であれば申告する必要がなく、逆に、税務署から申告書が送られてこなくても、基礎控除額を超える相続財産がある場合には、自主的に期限内に申告をしなくてはなりません。

 

今年から『基礎控除額』が引き下げられた影響で、相続税の対象者が大幅に増加すると見込まれています。
しかし、今月に入って少しうれしくなるニュースが飛び込んできました。
それは、上記の基礎控除額に上乗せして一定額を控除するという『遺言控除』の新設に向けて自民党政務調査会が検討に入った、ということです。
これは、遺言に基づく遺産分割を促して、遺産分割をめぐる遺族間の争いの防止や、生前の貢献に見合った遺産相続を進める目的で新設されるとのことです。
まだ金額や時期は未定ですが、新設されれば確実に相続税の節税に結びつくだけに、議論の行方が注目されます。
現段階では、平成29年度以降の税制改正要望になる見込みです。


相続税の税務調査を省略することが出来ました

2015年05月10日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

GWも終わり、これから本格的に3月決算法人の決算及び申告書作成業務が始まります。

しかし・・・
昨年も書きましたが、春は「税務調査」のシーズンです。
弊所でも、現在進行中のものと予告があったものとを合わせて、2件の税務調査を抱えております。(2件とも法人の調査)

そんな中、先月〇〇税務署から相続税の税務調査に関する連絡がありました。
相続税の税務調査は通常夏から秋にかけて行われることが多く、それも3年も前に亡くなった方の事案だったため少々驚きましたが、この申告書には『税理士法33条の2の書面』を添付していたため直ちに調査は行われず、税務調査の前段階である「意見聴取」(税務署の疑問点について税理士が回答し、かつ、意見を述べること)のため、〇〇税務署に行ってきました。
この「意見聴取」が不調に終わると、本格的な税務調査に移行してしまいます。
税務署によると、亡くなった方の財産が一定金額以上あり、かつ、生前に会社役員でもあったため確認が必要、とのこと。
ただこの事案は私が直接担当し、ある程度自信もあったので、税務署の質問にきちんとお答えすることが出来ました。

そして先週、【税務調査省略】の連絡がありました。
弊所では、相続税の申告については『税理士法33条の2の書面』を必ず添付するようにしていますが、税務調査を回避する目的が達成できて本当に良かったです。
早速、相続人の方々に連絡しようと思います。

あと悔やまれるのが、今抱えている2件の法人の税務調査。
これらについては色々な理由で、「33条の2の書面」は申告書に添付していませんでした。
もし添付していたら、調査は省略されていたかもしれません。

相続税の申告は、4件に1件の確率で税務調査があるといわれています。
漏れなく申告することはもちろん大切ですが、いざという時のためのリスクヘッジも、税理士の重要な仕事だと考えています。

 


たくさんのご応募ありがとうございました

2015年02月07日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

2月も1週間が過ぎました。
ということは、2月も4分の1が終わったということです。
早いですね。

当事務所では、先月末に23年間在籍していた従業員が退職しました。
彼女には、私の父の代からお世話になり、本当に感謝しています。
これから確定申告の作業に入りますが、新しく加わったメンバーと一緒に
がんばっていきたいと思います。

遅くなりましたが、昨年職員の募集を行った際には多くの申込みを
いただきありがとうございました。
近い将来、具体的には今年の4月以降に、更に職員の人数を増やす事も
考えてます。
今後も求人を行う際には、この『新着記事』に掲載いたしますので
お見逃しなく。


相続税の申告では、会社への貸付金は元金で評価

2014年05月06日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

今日でゴールデンウイークも終わりです。
ほんと、あっという間でしたね。
今年は晴れの日が多くて、暑くもなく寒くもなく過ごしやすかったです。
今が1年の中で一番いい時期ですね。

当事務所はGWが終わったら、3月決算の本番に突入です。
風邪を早く治して、これから3週間全力でがんばりたいと思います。

あと、現在手掛けている相続税でこのような事がありました。
その被相続人は生前会社を経営していたのですが、
その会社に運転資金を貸し付けて亡くなりました。
相続税の申告において、この貸付金をいくらで評価すべきか色々と検討しましたが、
その会社が営業を継続している限り、会社の財務内容にかかわらず
元金で評価しなければならない
という結論に達しました。
ケースによっては、会社の現預金より被相続人からの借入金の方が何倍も多い
こともあるでしょう。
その場合でも、原則として『元金』で評価して、相続税の計算をしなければ
ならないのです。
残された相続人としては、納得がいかないかもしれませんが、
「客観的に明白な事由なしに貸付金債権等を個別に評価することは、
納税者の恣意的な評価を許すことになりかねない。」
という国税不服審判所の裁決も出ていることから、
元金以外の金額で評価することはかなり難しい
と言えるでしょう。
となれば
生前にその「元金」をどの程度圧縮できるか
がポイントとなります。
圧縮の方法は色々ありますが、無理することなく時間をかけて
行っていきたいものです。

 

 

 


春は桜と税務調査のシーズン

2014年03月30日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

忙しかった確定申告も終わり、残すところ3月もあと1日。
外は桜の花が満開です。ようやく春が来ました。

私の中では、昨年から依頼を受けている相続税に取り掛かりたい、と考えてます。
「相続税の申告に必要な資料」も一覧表にしてお願いしていましたので、
確定申告の間にほとんど揃えていただきました。ありがとうございます。

ですが・・・
実は、春って税務調査のシーズンなんですよ。
最盛期は8月から11月にかけての秋なんですが、春の4月から6月も
それなりに多いです。
私も先週から始まった税務調査に立ち会ってます。
おそらく来週が山になりそうです。

早く税務調査を終わらせて、相続税に本腰を入れたいです。
税務調査がんばります。

追伸
昨年予告しました「職員募集」の件ですが、こちらの方も出来るだけ早く
準備して募集をかけたいと考えてます。
少し勉強すれば「即戦力」になってくれそうな人を希望します。
「パート」ではなく「正社員」です。
詳細が決まりましたら、また新着記事に掲載します。
今のところ、法人の3月決算が終わる6月以降になりそうです。
こちらの方もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 


相続税の対策は『時間をかけて少しずつ』

2013年11月03日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

ようやく今抱えている相続税の案件が、一段落しました。
すべての財産評価が終わり、昨日相続人の代表の方に細かい税額まで説明しました。

今まで数多くの相続税の申告をしてきましたが、今回の案件は特に印象深いものでした。
なぜなら、初めてご相談いただいたのが、被相続人(相続人のお母さま)が亡くなる数日前のことだったからです。

「母が余命いくばくもなく、2週間ぐらいしか時間がありません。
昨日、初めて持っている財産の話しをしたら 〇億円あると聞いてびっくりしました。
相続税の事が心配で、夜眠れませんでした。先生、何かいい方法はありませんでしょうか?」

相続税の対策は『時間をかけて少しずつ』が理想だけど、あと2週間で 〇億円どうにかして欲しいと言われても・・・。
これが私がこの話を聞いた、最初の正直な気持ちでした。

午前中にお電話をいただいて、夕方に会うまでに何通りか対策を考えました。
そして実際にお会いして、考えていた対策の1つを実行しました。
結果として、〇百万円相続税を圧縮することが出来たのです。
ほんとに『滑り込みセーフ』って感じです。

相続人代表の方は今でもそのことを大変喜ばれており、私もお役に立ててホッとしています。
ただしもっと早くご相談いただいていたら、もっといい対策を時間をかけて行うことができたと思います。

相続税の対策は、『時間との戦い』です。
早くから始めるに越したことはありません。
27年からは基礎控除が縮小されるため、相続税の納税者が2倍近くに増えることが予想されています。
直前になって慌てないよう、何らかの対策を考えておきたいものです。

 

 

 

 

 


大学時代の友人と久々に再会

2013年10月07日

所長の河村です。

いつもありがとうございます。

先週末、相続税のセミナーを受講しに東京へ行ってきました。

その前日、大学時代の友人と数年ぶりに会って食事をしました。

税理士をしている人間もいるので、相続税について色々と情報交換をしてきました。

それで感じたことは

『相続税は僅かな判断の違いで、結論が大きく異なる』

ということです。

ここが相続税のおもしろい部分でもあり、同時に怖い部分でもあります。

これから友人にセミナーで聴いてきた事を報告しようと思ってますが、多分びっくりすると

思います。

〔追伸〕

食事の帰りにみんなで撮った写真です。

稲田屋の店員さんに撮ってもらいました。

Picture100513_220414

 


税務調査は必ず〇〇すること

2013年09月04日

所長の河村です。
いつもありがとうございます。

昨日、税務調査対策のセミナーに行ってきました。
講師は東京の税理士法人の先生で、30人程の税理士と話を聴きました。

その中で一番印象に残ったのが、「税務調査は必ず〇〇して下さい」と言われたこと

私もその話しは聞いてましたので、実は昨年の税務調査で試しにやってみました。
ただ、本格的なものではなかったため、税務署に証拠として提出することができず、
大変悔しい思いをしました。

次回の税務調査では、きちんと準備して〇〇しようと思いました。
あまり大きな声では言えませんが・・・。
もちろん、税務調査が無いのが一番いいですけどね(笑)。

 


スタッフブログ日記

2013年08月06日

河村裕司税理士事務所のスタッフブログを設置いたしました。

このページで日々の仕事のことや思ったことなどを気ままにお伝えします。

どうぞ、末永くよろしくお願いいたします。


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